既存電源の収益向上と長寿命化を実現する。

いかす

バリューアップ

オンライン化、リパワリング、FIP転換、蓄電池併設によって、既存設備のポテンシャルを最大限に引き出します。

制度・市場・技術が急速に変化する中で、
既存の再エネ設備をどういかすかが、事業の寿命と利益を左右します。

グリーングロースは、発電所をFITで守られる資産から、
Post-FITでも地域で活かされ続ける経営資産へと進化させるパートナーです。
診断から設備更新・制度転換・蓄電池併設まで、
現場と経営をつなぐリノベーションを一貫して支援いたします。

既存電源の運用に関するこんな課題はありませんか？

ISSUE 01売電量が当初計画を下回り、収益が伸び悩んでいる

出力抑制や設備の経年劣化により、想定発電量との乖離が拡大している。

ISSUE 02FIT期間の満了後を見据えた戦略を描けていない

FIT終了後の売電価格低下や出力抑制への対応策が不明確なまま、運用方針を決めきれない。

ISSUE 03発電データや制御情報が散在し、改善余地の把握が難しい

複数システムに分散したデータを一元管理できず、投資判断や改修計画につながらない。

グリーングロースのソリューション既存電源の収益向上と
長寿命化を実現いたします。

SOLUTION 01バリューアップ余地の診断

既存の太陽光発電所の稼働データ・設備構成・管理状況を分析し、発電ロスや制度対応不足などの課題を特定し、最適な打ち手の優先順位を明確にします。再エネ電源を老朽化した設備としてではなく、改善余地のある資産として再評価することで、投資判断の見直しや長期保有を支援いたします。

SOLUTION 02バリューエンジニアリング

診断結果をもとに、オンライン化・パネルやPCSのリパワリングなど、設備を再構築する改修を実施いたします。単なる修繕ではなく、事業計画と一体でのリデザインを行うことで、再エネ設備の発電効率・稼働率・寿命を向上させます。
技術的改善に加えて、キャッシュフローやリスクを見直し、発電事業の安定性と資産価値を高めます。

SOLUTION 03FIP転換

FITからFIPへ移行し、市場価格に連動したプレミアム収益モデルへと転換します。これにより、再エネ発電所が電力市場の一員として需給バランスに貢献しつつ、市場高騰局面での追加収益を獲得できるようになります。
固定価格に依存せず、市場とともに変動する柔軟な経営構造へ。制度的保護から自立的運用へと踏み出すことで、発電所を守られる資産から成長する事業体へと再定義いたします。

SOLUTION 04FIP転換×蓄電池併設

FIP転換と蓄電池併設によって、価格差益やFIPプレミアムを獲得いたします。こうして出力抑制や市場変動によるリスクを軽減しつつ、安定したキャッシュフローを実現し、発電設備を長期化させることが可能です。ここでの強みは、事業・制度・技術・金融を横断したプロジェクトマネジメント力です。多数のステークホルダーを調整して、確実かつスピーディーに事業を前進させます。
また、運転開始後のアグリゲーションも対応いたします。

事例・実績

西日本鉄道株式会社

出力制御の課題を「機会」へ。再エネ領域の新規事業の戦略策定から実行までを支えた伴走支援

事業プロセス

現状ヒアリング・診断

貴社や保有発電所の現状をお伺いし、課題を描出します。収益性の観点のみならず、全社や再エネ事業全体の観点も考慮し、最適な打ち手をご提案いたします。

事業性評価

施策実行によるキャッシュフローシミュレーションと、実行可能性の検討を行います。

事業計画策定

事業パートナー（メーカー・施工会社など）の選定、資金調達に向けた投資家・金融機関との協議、体制構築、貴社内での意思決定のサポートを行います。

プロジェクトマネジメント

計画に基づき、設計・調達・施工（EPC）と、政府・自治体への申請や電力会社との協議を並行して進めます。徹底した工程管理とトラブルマネジメントにより、品質向上・納期短縮・コスト低減を目指します。

運用開始・効果検証

バリューアップ投資後のフォローまでコミットします。FIP転換や蓄電池併設等を行った場合は、弊社にて運用を受託し（アグリゲーション）、キャッシュフローの最大化を目指します。

よくあるご質問

蓄電池併設を検討していますが、業者によって出てくるシミュレーションの結果が異なるため、どの結果を信用すればよいか分からず困っています。

投資シミュレーションは仮定の置き方によって結果が大きく異なります。
蓄電池併設の場合、FIPプレミアムや市場価格、初期費用が主な変動要因です。まずはその仮定と各社のスタンス（保守的か楽観的か）を理解いただくことをおすすめいたします。弊社がシミュレーションを行う場合は、結果のみならず、仮定を丁寧に説明いたします。

どのような発電所だと、FIP転換・蓄電池併設が可能ですか？

出力抑制率が高いエリア（九州・東北・中国・四国など）、FIT単価32円/kWh以上、AC出力1MW以上の発電所であれば、おすすめいたします。ただし個別の発電所の状況によって収支が変わりうるので、この条件にあてはまらずとも、お気軽にご相談ください。

設備が老朽化しつつありますが、リパワリングせずにFIT期間満了まで乗り切るか、リパワリング投資すべきか決めかねています。どのように考えると良いでしょうか？

運転開始が10年超えている場合、事故・故障リスクが高まるため、リパワリングをおすすめいたします。
FIT期間満了後に保有・売却のいずれの選択をとるにしても、リスク低減・収益向上・長寿命化の観点で有効な選択肢となります。

費用はどの程度かかりますか？

施策や発電所の状況によって個別にお見積もりをしているため、面談時にご相談ください。
ヒアリング・診断は無料で行っております。

発電所の価値を上げるのみならず、“再エネ” や “カーボンニュートラル” の観点で事業拡大できないか、検討したいです。

弊社は、お客様の “再エネ事業部” として、全社目線で再エネ事業全体をデザインすることを重要視しております。ぜひお気軽にご相談ください。過去にも、発電所への蓄電池併設をきっかけに、系統用蓄電所や地域での脱炭素化をご支援した実績がございます。